まだまだ暑い日が続きますが、9月の中旬となり、秋の気配を感じるようになってきました。2学期が始まってほんの3週間ですが、どの学年も教育ビジョンのさらなる充実に向けてチャレンジしている様子が見られる毎日です。
さて、より確実にビジョンを達成するため、本校は新しい教育の実現に向けた新たな取り組みを始めます。
これまで本校では、担任の先生が学級の全ての教科を担当し学校生活の指導を担う学級担任制を採用していましたが、来年度から、より質の高い教育へとするために教科担任制を導入いたします。
教科担任制とは、各教科ごとに専門の教員が授業を担当する指導方法です。イメージ的には、学年の子どもたちを学年の先生全員で授業し担当していくというイメージとなります。
本校の大きな導入のねらいは3点です。
〇学年団による組織的な学年経営と指導の推進
〇専門性の高い授業
〇教員の授業の準備にかける時間の確保
学年団による交換授業を行うことで、複数の目で児童のよさを見つけたり引き出したりできるようになり、生徒指導的な対応や相談しやすい環境すなわち児童支援に対して、組織的な対応が可能となります。また、専門教員(専科教員)も学年団に所属することによって、よりきめ細やかな児童理解とチーム支援をすることができるようになります。
専科指導や学級担任間の交換授業を推進することにより、学級担任が指導する担当教科数を絞ることが可能となります。すなわち担当教科の教材研究と授業準備に充てる時間を充実させることができ、授業の質が高まります。また、各教科の専門知識を持つ教員が授業を行うため、より深い専門的な学習が可能になります。あわせて、個々の能力に応じた指導、それぞれの教科における児童の理解度や個性に合わせた指導も行いやすくなります。
来年度の導入に向け、現在全職員で「教科担任制の導入のねらい」を理解し、あやめ池小学校に一番適した具体的な方法(対象学年や導入の仕方)について、研修や教材の準備などを進めています。その一環として、今後学年内の担任同士で教科の交換をして自分のクラス以外で授業する一部先取りの試験導入をする場合があることをお知りおきください。
新しい教育の実現に向けた学校方針についてご理解いただきますようお願いするとともに、教科担任制のねらいが深く達成できますようにご支援・ご協力をお願いいたします。
なお、来年度の「教科担任制」の導入については、あやめ池小学校 学校運営協議会(コミュニティスクール)にて承認されておりますことを申し添えいたします。
全県として教科担任制を導入している神奈川県の「教科担任制リーフレット」をご覧いただければ、教科担任制のメリット、デメリット、実際に導入したときの効果が示されておりますのでご参考になるかと思います。
奈良市立あやめ池小学校 校長